Staff Voice

スタッフの声

2016年4月入社

製造、研ぎ直し、検品、接客

仕事に対する想い

私はこの会社で主に包丁の製作や研ぎ直しを担当しています。元々祖父母が包丁に関する仕事をしていたのを小さい頃から見ていたのですが、実際に携わってみると今までの経験や知識が及ばない新しい世界にとてもワクワクさせられました。

入社して6年が経ちますが、職人の方々が日々発展させている包丁への工夫一つ一つに新しい発見があり、興味深いです。

また、お客様の持ち込まれた包丁の研ぎ直しでは一見すべての包丁を同じような動作で作業しているように見られるかもしれませんが、一本一本の問題のある箇所を見つけ出して直しています。この作業はまるでその包丁の購入されてから今を辿る考古学者のようであり、ケガを治療する医者のようであり、とてもやりがいを感じています。

一緒に働く方へ

私達は全てのお客様に包丁の素晴らしい切れ味や美しい見た目を伝えたいと思っており、その為に日々仕事に取り組んでいます。

例えば、お客様の手元に1本の包丁が届くまでには、いくつのもの検品をクリアしなければなりません。切れ味は良いか、傷や模様の荒れが無いか、持ち柄はしっかりと付いているか等、目を凝らし、感覚を研ぎ澄まして確認しています。これが店に響くお客様の「凄い!」という驚きと喜びの声に繋がると思うととてもやりがいを感じます。

研ぎ直しでも錆びたり欠けたり切れ味が悪くなってしまった包丁を綺麗に、そしてよく切れる包丁に生まれ変わらせてお返しするのをとても楽しく感じています。覚えることや出来るようになるべき作業も沢山ありますが、人と話す事や喜んでもらう事が好きならば、きっと楽しんで働けると思います。